経皮毒

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経皮毒の恐ろしいデータを見てみましょう

    

「経皮毒には科学的な根拠がない」という意見もありますが、実際はその危険性を示す実験データは複数存在します。その中のいくつかをご紹介しましょう。

 
経皮毒を証明する、三重大学の「マウスにシャンプー」実験
経皮毒の怖さを示す実験としては、三重大学の坂下栄教授らがおこなった「マウスにシャンプーを塗る実験」が有名です。

まずマウスの背中の毛を剃った上で、市販されている合成シャンプーと純石けんでできたシャンプーを、それぞれ異なるマウスに塗ります。その結果、5日が経つころには合成シャンプーを塗ったマウスのほうに皮膚障害が現れ、10日目には皮膚が浮き始め、そして15日目には真皮がはがれ落ちた上、毛がまったく再生されなくなったとのことです。

一方で、合成界面活性剤を使っていない石けんシャンプーを塗ったマウスのほうには、特に異常は見られませんでした。

さらに妊娠中のマウスを使った実験では、硫酸系の合成界面活性剤をたった一滴だけ皮膚に塗ったところ、お腹にいた胎児がすべて奇形の状態で死んでしまった、というショッキングなデータも出ています。
つまり皮膚の表面のみならず、合成界面活性剤の成分が体内にも影響した可能性があるということです。

このような結果から、実験にあたった坂下教授は、現在も合成洗剤や合成シャンプーなどの危険性を訴える活動をしています。

 
少しの合成界面活性剤を入れるだけで、メダカが死んでしまう!
合成界面活性剤の怖さを示す有名な実験に、メダカを使った実験があります。この実験は多くの会社や個人によっておこなわれていますが、以下は医師の平畑徹幸氏によるものです。

まず、5匹のメダカの泳ぐ水槽にきれいな水を400ml入れ、その中に合成洗剤の原液をたった「2分の1滴」垂らします。その結果、5分後にはメダカたちの動きが鈍くなり、20分後には2匹のメダカが完全に動きを止めました。そして40分後には、5匹すべてが死滅してしまったとのことです。

一方、合成界面活性剤を使わない洗剤を製造・販売している会社では、自社の製品(洗剤「バジャン」)を垂らした水でメダカを泳がせたところ、一匹も死ななかった、というデータを発表しています。

これらの実験からも、合成洗剤がどれだけ生き物に影響を与えるかがうかがい知れます。

 
カラーリング剤によってがん細胞が増殖する!
もう1つ、ヘアカラー剤を使った実験を見てみましょう。こちらは、日本女性に急増している「乳がん」との関連性を調べたものです。

NPO法人の「食品と暮らしの安全基金」は、市販のヘアカラー剤の中でも特によく売れている3社の製品をピックアップし、それぞれ1ミリグラムを乳がん細胞に投与しました。その結果、いずれの製品でも乳がんの細胞が増殖したとのことです。

乳がんは「エストロゲン」という女性ホルモンによって増殖する性質があるため、微量のヘアカラー剤が環境ホルモンのような作用を示したと考えられます。ヘアカラー剤が頭皮を通して体内に入るとすれば、その危険性は軽視できるものではありません。

 
上記のような実験結果を見るだけでも、経皮毒の危険性や、人工的な化学物質の怖さが分かると思います。「経皮毒なんて存在しない」と気にせず生きていくか、取捨選択をするか-すべては一人ひとりの判断に委ねられているのです。